歯による病巣感染

歯性病巣感染等の異常な感染症によって起こる病気には、関節炎、心臓疾患、腎臓疾患、眼科疾患、皮膚疾患などがあり、感染症の原因と知らなくても内科と外科で治療が必要となる場合もあるようです。

神経は全身でつながっています。
虫歯が1つでも痛いということは、神経を刺激し全身の症状に影響を及ぼします。
抜歯の場合は麻酔をしますが、いずれにせよ局所麻酔時の患者の身体の状態の全体的な知識が必要です。

腎臓移植などの病の手術をすると、口腔内に虫歯や歯周病などの疾患があるときには、手術が失敗する可能性があるために、腎臓の手術前に歯の治療をする必要があります。
脳卒中や心臓病の患者は、血が固まって血栓を作らないように血が止まりにくい薬を飲んでいます。
最近はそのような薬を飲むのではなく、歯を抜く傾向がありますが、患者が出血した場合、出血を止めるのが難しいので、担当医師と相談しなければならないのです。(傷跡をしっかりと縫合するなどの工夫が必要です)。

骨粗しょう症の患者は注意が必要であり、特に治療薬を服用している人に歯の治療を施す場合、顎の骨が死ぬ病気になりかねません。
可能であれば治療を始める前に整形外科等の先生に歯科医を紹介して、歯科治療を終えることが重要です。
透析患者は、透析した日と同時に歯を抜くなど出血を伴う治療をすると、出血が止まらなくなる可能性もあります。
いつ実施したらよいか、透析医師と事前に相談が必要でしょう。
近年歯周病と心内膜炎、早産や低体重の子供の出産との関係などが相次いで報告され、歯の病巣感染が注目される傾向にあるのです。

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